現代人の食生活

01.私たちの食生活の変化

日本の食文化が、ユネスコ無形文化遺産に登録されたことをご存知ですか?

旬の素材を活かし、穀物(米や大豆など)を中心に野菜や魚、みそ汁などの一汁三菜を基本とした日本食のスタイルは、栄養バランスに優れた健康的な食生活であるとして、世界中から評価されました。

激変した食文化と現代人の健康問題

一方、現代人の食文化は急速な欧米化が進んでおり、肉やパン食に加え、多くの油脂を含んだ食生活へと変化してきております。その結果、現代人の多くはメタボリック症候群や脳梗塞、動脈硬化などの生活習慣病に悩む人が増加してきております。

なるほど。日本の伝統の食事が、カラダにいいのね。

02.欧米型食生活から生活習慣病の原因へ

戦後の食の欧米化のグラフ
戦後の食の欧米化のグラフ(図)

日本の国際化とともに体格も食文化も大きく変化

グラフからもわかるように、私たちの食習慣は野菜や穀物中心の生活から、肉の摂取が大幅に増加しています。これは、戦後の日本人の体格の向上を図るために欧米の食生活に習って動物性食品である肉や乳製品、油脂類の摂取を積極的に勧めてきたことが原因です。

食の欧米化が、現代病の一因なの……

現代人の食生活の問題点は?

現代の日本人はどの年齢層を見ても、魚(魚介類)の摂取量が減少し、肉の摂取量が増加しています。
肉には肉由来の動物性脂や飽和脂肪酸が含まれており、バターやラードといった脂質の摂取量も増えます。

魚介類、肉類の摂取量の平均値(20歳以上、男女計・年齢階級別)

魚介類

肉類

脂質の増加

戦後、日本人が摂取していた油脂はわずか7%だったにもかかわらず、2005年には、25%前後と3倍以上の油脂量が増えていることは見逃せない変化です。

欧米化の食事は、お肉だけじゃない。脂質の取り過ぎが大問題!

03.食生活を美味しくする油脂について考える

カラダに良い油と悪い油には差がある

魚類由来の油は、常温で固まりにくい性質(不飽和脂肪酸)であるのに対して、バターやラード、牛脂などは、常温で固まり易い性質(飽和脂肪酸)で体内に蓄積してしまい、血液をドロドロにしてしまうため、メタボリック症候群や脳梗塞といった現代人の生活習慣病が増加している原因だと考えられています。また、現代の日本人が摂り過ぎているのは動物性脂肪だけではなく、スナック菓子や一般の家庭で使用されている、植物性のコーン油や紅花油などのオメガ6系脂肪酸と呼ばれるものも増加していることが問題視されております。

日本人の脂質摂取量の年次推移
日本人の脂質摂取量の年次推移(図)

様々な食事に含まれている油脂。カラダに良い油に注目しましょう。

“油”の摂り過ぎが現代人の特徴

魚類由来の油は、常温で固まりにくい性質(不飽和脂肪酸)であるのに対して、バターやラード、牛脂などは、常温で固まり易い性質(飽和脂肪酸)で体内に蓄積してしまい、血液をドロドロにしてしまうため、メタボリック症候群や脳梗塞といった現代人の生活習慣病が増加している原因だと考えられています。また、現代の日本人が摂り過ぎているのは動物性脂肪だけではなく、スナック菓子や一般の家庭で使用されている、植物性のコーン油や紅花油などのオメガ6系脂肪酸と呼ばれるものも増加していることが問題視されております。

油は悪いもの?へつづく……